福島第一原発の作業員死亡、機材運搬中に体調不良

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   2011年5月14日午前6時50分頃、福島第一原発で作業に当たっていた60代の男性が体調不良を訴え、意識不明の状態でいわき市内の病院に運ばれたが、午前9時33分に死亡が確認された。死因は明らかになっていない。

   男性は東京電力の協力企業社員。同日の被ばく線量は0.17ミリシーベルトで、けがや放射性物質の体への付着などはなかったという。男性は13日から福島第一原発で働き始め、14日は午前6時から汚染水処理のため、集中廃棄物処理施設で機材の運搬を行っていた。

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