原発事故の計画的避難区域になる見通しの福島県川俣町山木屋地区で4月18日、幼稚園児、小・中学生の優先避難が始まった。
山木屋小の児童63人と山木屋中の生徒24人。区域外の川俣南小を間借りしての授業で、初日の18日は対面式が行われて、川俣南小の子どもたちと挨拶を交わした。
代表の遠藤明香理さん(6年)が「いっぱい思い出のある山木屋小を離れるのはつらいけど、これから南小のみんなと仲良くなりたい」と呼びかけた。
町は子どもたちの自宅からの避難先として町合宿所を確保。希望した児童、生徒17人が生活を始めた。合宿所には教師を配置、生活面、精神面でのケアも行う。