演出家の野田秀樹さん(55)が週刊誌「アエラ」(朝日新聞出版)に執筆している連載「ひつまぶし」を、2011年3月28日発売の4月4日号を最後に自ら打ち切った。同日号に「突然ですが、最終回です」と題して掲載されたコラムでは、3月28日号の表紙で、「放射能がくる」というタイトルとともに、防護マスクの写真を大きく掲載したことを批判。
「自分が毎週連載をさせてもらっているアエラが、まさか、より刺激的なコピーを表紙に使い人々を煽る雑誌だとは気がつかないでいた」
「先週号の表紙を見て、直感的に覚えた、このアエラの『現実』に対する姿勢への不安が消えません」
などとつづっている。