竹原前市長、鹿児島県議選に出馬表明 「できなかったことが、県でできるかも」

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   「ブログ市長」として全国的に有名になった鹿児島件阿久根市の竹原信一前市長(52)が2011年3月7日、都内で自由報道協会(仮)が主催した記者会見に出席し、鹿児島県議会議員選挙(4月1日告示、10日投開票)に無所属で阿久根市・出水郡区(定数1)から出馬する意向を明らかにした。

   勝算については「分からない」としながらも、「阿久根でできなかったことが、県でできるかもしれない」と、期待感ものぞかせた。告示後のブログ更新については、「わざわざ挑発しなくてもいい」と、否定的な見解を示した。

鹿児島県議会はろくでもない状態

県議会議員選挙への出馬を表明した阿久根市の竹原信一前市長(左)。右側は仙波敏郎前副市長
県議会議員選挙への出馬を表明した阿久根市の竹原信一前市長(左)。右側は仙波敏郎前副市長

   竹原氏は11年1月の出直し市長選で新人の西平良将氏(38)に敗れ、今後の動向が注目されていた。

   竹原氏は、出馬の経緯について、

「身分を全く持っていない状態は非常に不利」
「目の前に県議会選挙があるので…」

などと語る一方、

「市議会議員の時は、条例をつくったり、議会の実態を知らせたりと『やるべきこと』をやってきた。鹿児島県議会はろくでもない状態。(市議会)議員になったときから、市役所職員の市民に対する態度がよくなった。(県会議員になれば、県庁に)緊張感も出ると思う」

と、意気込んだ。また、議会で孤立化しないための方策について問われると、

「何でもやります。普通の人が(県会議員に)なったのとは格が違う。発信力もある」

と、自信を見せた。

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