米国務省のケビン・メア日本部長(前駐米沖縄総領事)が2010年末に米国内の大学生を対象に行った講演で、「沖縄の人は怠惰」「日本人は合意の文化を『ゆすり』の手段に使う」などと発言していたことが明らかになった。11年3月7日、沖縄タイムスなどが講演の「発言録」の内容として報じた。
沖縄について、「怠惰でゴーヤーも栽培できない」「日本政府に対するごまかしとゆすりの名人」などと語ったとされる。また、危険性が指摘されている普天間基地については、「(住宅地に近い)福岡空港や伊丹空港も同様に危険」と反論したとされる。沖縄県内では、
「信じられない侮辱発言」(沖縄タイムス社説)
などと反発が強まっている。