コンビニチェーン「ローソン」の大人気商品、鳥の唐揚げ「からあげクン」。ニワトリのキャラクターを使っていると多くの人が信じていたが、実はこのキャラクター、「ニワトリではなく妖精です」と同社広報が明かしたためネットが騒然となった。
それだけではない。「ファミリーマート」の骨なしチキン「ファミチキ」のキャラクター「ファミ吉」も、実は「妖精」なのだという。「妖精」を使ったコンビニの「唐揚げチキン戦争」が始まっていた。
「ニワトリ!!と思いますよね~実は妖精なんですよ」
「からあげクン」といえば3種類の味があり、それぞれのパッケージにニワトリのキャラクターが描かれている。このニワトリは家族で名前は「レギュラーくん」「レッドママ」「チーズパパ」という。ところが同社の公式ブログ「ローソン広報 HAPPY BLOG」の2011年1月19日付けに、どう見てもニワトリにしか見えないこのキャラクターは、実は妖精だと書かれた。しかも、ニワトリの妖精でもないのだそうだ。
ブログには
「ニワトリ!!と思いますよね~残念!!!!!実は『妖精』なんですよーーー!!私たちも初めて知りました・・・!からあげクンのトリビアです!!」
と書かれた。キャラクターをニワトリだと信じていた人たちは騒然。ネットの掲示板やブログに「オドロキの新事実だ」などと書き込まれた。また、掲示板には「からあげクンはニワトリではなかった」というスレッドも立ち、ニワトリではない肉を使っていると勘違いする人も出て大騒ぎになった。
コンビニチェーンがオリジナル商品に独自のキャラクターを付けるのは珍しい。ただし、鳥の唐揚げのようなファーストフードだからこそ販促になる、と考えているようで、「ファミリーマート」のフライドチキン「ファミチキ」にも「ファミ吉」というキャラクターがいる。そして「ファミ吉」も「妖精」なのだそうだ。