水樹奈々が「深愛」で綴った半生 「先生からセクハラ受けた」

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「先生と5年半、ひとつ屋根の下で暮らす」

   この時、水樹さんが暮らしていたのがボイストレーナーの「先生」宅。この「先生」は破産した事務所の社長と共に愛媛県まで水樹さんをスカウトに来た1人だった。「先生」は1人暮らしだったため、水樹さんは一つ屋根の下で暮らし、ここでレッスンを受けることになる。水樹さんの悩みはこの「先生」のセクハラだったという。

「冗談ともつかない先生のセクハラは、少しずつだけれど日常生活にも及ぶようになった」

   と書いている。師弟関係のじゃれあいのように見えるかもしれないが、「思春期の女の子が傷つくには、それは十分すぎるほどだった」

   という。しかし、「先生」は恩人であり、所属事務所が破産して退学の危機にあった水樹さんのために、芸能事務所を新たに立ち上げたのもこの「先生」だった。

   この2人の生活は5年半続く。水樹さんが「先生」の家を出たのは歌手デビューしてから半年後だった。

   「深愛」は、このように今日まで歩んだ道を赤裸々に語っており、話題を呼びそうだ。

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