グルーポンの「おせち騒動」に対応 クーポンサイト審査基準を公表

掲載基準、価格を専門部署が審査

   また、「ポンパレ」を運営しているリクルートの審査基準は、サイトなどでは公開していないものの、「一部のセミナーなどで説明してきました」と話す。掲載基準と価格ともに、それぞれの専門部署が審査。表現や内容についても、景品表示法や薬事法といった法規制などをチェックする。

   たとえば「価格」は、過去の販売実績や今後の販売予定を確認しながら、掲載希望のクライアントから申告や署名をもらっている。その際、価格の根拠が確認できない場合には掲載を断わっているという。

   一方、今回の「おせち」騒動を引き起こしたグルーポン・ジャパンは1月5日に発表した「バードカフェ『謹製おせち』についてのお詫びとご報告」のなかで今後の対策についてふれ、クーポン商品の提供会社に対する事前審査の厳格化と、購入者からの専門のお問い合わせ窓口の設置、社内教育のさらなる拡充と業務管理体制の強化をあげている。

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