民主某陣営「ひたすらお願いするだけ」
同市の民主陣営の中からは「民主党というだけで批判された」という声もあがり、今や完全に民主へ逆風が吹いているようだ。12月6日付朝刊で読売新聞が報じた世論調査結果では、菅内閣支持率は1か月前から10ポイントも落ち込み、25%と「危険水域」の20%台に突入した。
茨城県議選はどうゆう状況なのか。定数65に対し106人が立候補している。民主は23人(現職は5)、自民は36人(現職35)をそれぞれ公認している。民主と自民の陣営に小沢氏の「大惨敗すれば」発言について質問してみた。
ある民主陣営関係者は「(小沢氏の)発言の前後や文脈が不明ということもあり特に話すことはない」と答えた。選挙戦の手応えについて、厳しい情勢なのかと質問しても「ひたすらお願いするだけです」と繰り返した。また、自民のある現職陣営関係者からは、「いやいや、今までの選挙と同じように緊張感をもって臨んでいます」との「公式コメント」が返ってきた。しかし、その口ぶりからは余裕が感じられないでもなかった。
茨城県議選の結果次第で、小沢氏のヨミ通り菅降ろしの声が出てくるのだろうか。