エン・ジャパン情報流出を謝罪 新卒採用システムが丸見え

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被害は3~4名、原因究明中

   こうした反応を受け、同社は5月24日午前、「不正アクセスによる個人情報漏洩に関するお知らせ」という謝罪文を掲載した。

   今回の流出について、「お客様をはじめとする皆様には多大なご迷惑、ご心配をおかけいたしますことを、深くお詫び申し上げます」としている。

   エン・ジャパン広報グループによると、外部から閲覧できる状態になっていることに5月23日に気付き、すぐアクセスできないようにした。現在、被害が判明しているのは3~4人で、名前や学部、志望動機のほか、Eメールアドレスまでも流出。担当者は、

「いつから流出していたのかも分かっていません。このシステムは2010年卒にも使われていましたが、問題になったことはありません。原因究明を第一に調査し、分かり次第発表します」

と話している。また、同社運営の「[en]学生の就職情報」「[en]社会人の転職情報」などに登録しているユーザーの情報については、「EmProとは無関係のため、外部に流出することはありません」としている。

   似たような事件は以前にも起きており、08年10月に、楽天のメルマガ登録者の個人情報流出が発覚。今回と同様、グーグル検索から他人の登録フォームにアクセス出来る状態になっていた。

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