17人が死傷した秋葉原事件の加藤智大被告(27)が、事件で重傷を負った被害者に謝罪の手紙を送っていたことが分かった。2009年11月7日、新聞各社やテレビ各局が報じている。
手紙はB5判の便せん6枚。被害者の心情を害するのでは、と悩むうちに1年が経過したと明かした上で、「謝罪すべきだという結論に至った」と手紙を書いた理由を説明した。事件については、「記憶がほとんどない」とするが、「やったことに間違いはない。すべて私の責任であり、私の罪は万死に値するもの。当然死刑になると考えます」などと書かれていたという。事件は08年6月、東京・秋葉原で起きた。