読売新聞は2009年9月22日付の朝刊一面で、世界20か国を対象に英BBC放送と共同で実施した「経済的豊かさが公平に行き渡っているか」についての調査結果を発表した。
これによると、日本で「公平だ」と思う人は16％にとどまる。反面、「あまり公平ではない」（45％）、「全く公平ではない」（27％）を合わせて「72％」が経済的な豊かさについて「不公平感」を持っており、フランス（84％）、ロシア・トルコ（77％）、ドイツ（76％）、フィリピン（74％）に次ぐ高さとなっている。逆に「公平だ」と思う人が最も多いのはオーストラリアで64％だった。調査は09年6月から8月にかけ面接・電話で実施された。