第45回衆議院選挙の投票日となった2009年8月30日、インターネットのミニブログサービス「ツイッター(Twitter)」では、「投票なう」と書いて投稿する人が続出している。政権交代がかかった選挙で、「いま投票に行ってきた!」という有権者の高揚感が伝わってくる。
Twitterは1回140字まで投稿できるミニブログサービスで、日常生活のちょっとした行動や思いつきを「つぶやく」ように気軽に投稿できるのが特徴だ。アイフォーン(iPhone)などの携帯端末からも簡単に投稿できるため、どこかに行ったり何かをしたりしたときに「○○なう」と投稿するのが半ば習慣化している。
正式な投票日の30日は、午前7時ごろから、Twitter上で「投票なう」や「投票所なう」とつぶやく人が相次いでいる。
「徹夜明けついでに投票なう。平均年齢高い」
「投票なう。結構ひっきりなしに人が入ってる。天気もいいし、投票率も高そうだ」
といったように、投票所の様子を書き込む人もいて、「選挙の現場」をリアルタイムに伝えている。