中田宏横浜市長が任期を7ヵ月残した2009年7月28日に辞任を表明した。地方自治法の規定で20日後の09年8月17日付で辞任になる。ただし、国政への「転身」もしきりに取りざたされていたが、09年8月30日に投開票される衆院選の出馬は見送るという。
この時期に辞任する理由として、横浜開港150周年関連事業が一段落したことや、衆院選と同日に市長選挙を行うことで大幅な経費節減ができること、新市長が新年度の予算や機構改革、人事異動に着手できる事が望ましい、などを挙げた。
辞任後は当面、橋下大阪府知事や東国原宮崎県知事らとの「首長連合」を中心に政治活動を続ける方針だが、噂される新党結成や国政転身については、7月28日に行われた辞任記者会見では否定しなかった。