新型インフルエンザに神奈川・川崎市の私立洗足学園に通っている東京・八王子市在住の女子生徒(16)と川崎市在住の女子生徒(16)の2人が感染していることが2009年5月20日に分かった。関東での感染は初めて。
八王子市在住の生徒は5月11日から18日まで、川崎の女子生徒を含む同学園の生徒5人と教師1人で米ニューヨークに行き、19日に帰国していた。帰国のときは、機内で発熱症状を訴えており、ニューヨークで感染したとみられている。機内検疫の簡易検査では陰性だった。
帰宅後も熱が下がらなかったため、20日に八王子市内の病院で診察を受け、その後の遺伝子検査で同日夜に感染が確認された。生徒は、すでに快方に向かっているという。渡米の生徒らには、自宅からの外出自粛要請が出されている。
滋賀県でも感染者が判明しており、これで感染が確認されたのは5都府県となった。