会社員の最新「副業事情」 商品紹介記事、農園での日帰りバイト

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   不況の中、サラリーマンやOLの副業が盛んになっている。ブログで商品の紹介記事を書いたり、デザインの仕事を受けたり、といった具合で、中には農園での日帰りバイトという変わり種もある。

副業したことがあるサラリーマン30.8%

   インテリジェンスは2009年4月30日、サラリーマンの副業に関する調査結果を発表した。それによると、「副業をしたことがある」と回答した人は30.8%。前年の調査と比べると、約2倍だった。

   「ある」と回答した人の中で、1か月あたりの副業収入について聞いたところ、平均収入額は4.2万円。「1~3万円」が36.0%と最多で、「3~5万円」が22.6%、「5~7万円」が14.0%と続いた。調査はインターネット上で2009年3月27日~3月31日、22~39歳の正社員を対象とした。有効回答数は1086件。

   また、アイシェアが2009年5月7日に発表した「ネット内職に関する意識調査」では、ネット内職の「経験がある」と回答した人は42.1%。また、今も続けているという人は70.4%にのぼる。なお、「ネット内職」とはアンケートや製品モニター、メール受信、ネットゲームやイベントへの参加、アフィリエイトなどでで、その理由は「お小遣いになるから」(61.6%)が圧倒的だった。378人から回答を得た。

   個人がもっとも手軽に出来るのは、ブログで商品の紹介記事を書くことだ。エニグモが運営する「プレスブログ」では、化粧品や食料品、イベント情報を紹介したことに対して、報酬を支払う。掲載料は1件あたり100~500円だが、評判が良い記事では特別謝礼が出る場合もある。会員数は毎月、2000~3000人ずつ増えており、現在21万人。担当者は「会員者数がここ最近で急激に伸びたということはないが、商品を紹介するだけで利益が得られる手軽さはうけている」と話している。

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