ドラッグストア大手のマツモトキヨシホールディングスの2009年3月期連結決算は、売上が前期比0･3％増の3922億円、営業利益は3･5％増の163億円となった。09年5月14日に発表した。
売上げ、利益共に過去最高を記録した背景は、生活習慣病関連の漢方薬やバランス栄養食の継続的な拡販、生活改善薬や発毛・養毛剤などの新規商品の展開強化、ウイルス対策関連商品の拡大が好調だったため。また、76店の既存店を改装。不採算店舗を70店舗閉鎖したことも利益に繋がった。10年3月期の連結業績は、売上高が前期比2.0％増の4000億円、営業利益は0.5％増の164億円を見込んでいる。