山形のきらやか銀行が公的資金を検討へ

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   山形市に本店を置く第二地方銀行の、きらやか銀行が2008年12月に施行された新しい金融機能強化法に基づく公的資金の申請を検討することが明らかになった。

   同行は旧山形しあわせ銀行と旧殖産銀行が07年5月に合併して誕生。世界的な金融危機の影響で保有株式の減損処理や、地元経済の景気悪化による不良債権処理が膨らんだことで業績が悪化している。

   一部報道によると、公的資金の注入規模は200億~300億円。また、企業再生ファンドのジェイ・ウィル・パートナーズが出資している70億円の優先株式を買い戻して資本関係を解消するもよう。

   なお、同行は09年5月12日に「現時点で決定している事実はない」とのコメントを発表している。13日には、09年3月期の決算発表を行う。

   公的資金申請の検討を明らかにしている地銀には、みちのく銀行(青森県)や第三銀行(三重県)があり、まだ増える可能性がある。

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