トヨタ自動車は、臨時のライン休止日を2009年5月は設けず、減産体制を緩和することにした。渡辺捷昭社長が3月26日の記者会見で述べた。
トヨタは09年に入って国内の主要工場で臨時のライン休止日を設けており、4月にも3日の休止日を予定している。1日あたりの生産台数は8000-9000台にとどまっているが、5月には休止日を設けず、「1万台超の水準」(渡辺社長)を目指したいとしている。
ただ、「先行きの見通しが不透明なので、(生産台数については)実行したいという思いであって、計画ではない」(広報部)と話している。