パソナグループが運営する「自立人(フリーター)協会」は2009年3月9日、「若者の『定額給付金制度』に関するアンケート調査」の結果を発表した。20代を中心とした若者329人が回答した。
定額給付金に「賛成」とする回答は25.8%。給付金に当てられる2兆円の予算を「他の政策に用いるべき」、との回答は69.3%で、若者がこの政策に好意的でないことがうかがえる。ただし、給付金を受け取るかどうかに関しては、96.0%が「受け取る」と回答、金額についても57.4%が「少ないと思う」と回答している。使い道に関しては「貯金」(30.5%)、「生活費」(24.3%)、「飲食代」(14.0%)の順に多く、現実的な用途が多いようだ。