北海道の西興部(にしおこっぺ)村と青森県の西目屋(にしめや)村で2009年3月5日、全国に先駆けて定額給付金の支給が始まった。支給は、08年度第2次補正予算関連法が4日に成立したのを受けたもの。ただ、全国の自治体の8割近くで、支給開始が4月以降にずれ込む見通しになっている。
給付金は、原則全世帯を対象に、2月1日付で住民票のあった市区町村から1人1万2000円が支給される。65歳以上と18歳以下には8000円が加算される。支給申請書は、郵送などで届くことになっている。今のところ、所得制限を設けた市区町村はない。