「社内告発で仕打ち」 オリンパス社員が人権救済申し立て

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   コンプライアンス通報窓口に上司らを告発したところ、不当な配置転換などをさせられたとして、精密機器メーカー「オリンパス」社員の浜田正晴さん(48)が2009年3月2日、東京弁護士会に人権救済を申し立てた。

   それによると、浜田さんは通報から2か月後の07年8月、閑職への異動を言い渡され、1年余にわたって部署外との連絡を原則禁止され、長期病欠者らが該当する最低水準の評価を受けたなどと訴えている。記者会見した浜田さんは、「会社の信頼を守るための行動が、こんな仕打ちとなって返ってきたことに、どうしても納得ができない」と述べた。

   オリンパスでは、窓口への通報と人事異動に関連はなく、評価も公正に行っている、などとしている。

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