三菱UFJフィナンシャルグループ(MUFG)、みずほフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループなど大手銀行6グループの2008年4-12月期決算によると、最終利益の合計は、前年同期に比べて89%減少して1350億円となった。
6グループのうち、りそなホールディングスの1146億円が最高。三井住友FGは834億円、住友信託銀行は204億円、中央三井トラストHDが91億円と黒字を確保したが、MUFGは420億円の赤字、みずほFGは505億円の赤字だった。
保有している株式が値下がりした影響で、株式の減損処理が膨らんだほか、取引先企業の経営悪化や破たんで不良債権処理がかさんだ。