「スーツケース4つでついて来い」 「エリカ様」ベタぼれ高城剛の素顔 

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   正月の芸能ニュースの大きな話題と言えば、「エリカ様」こと女優の沢尻エリカさん(22)の結婚だ。お相手は、ロンドンをベースに活動している「ハイパーメディアクリエーター」高城剛さん(44)。結婚報道ではその素性について触れられることは少ないが、いったい、どんな人物なのだろうか。

太陽が月に隠れた時に「結婚してください」

   沢尻さんと高城さんの交際は、2007年春頃から報じられてきた。沢尻さんは07年秋、映画の舞台挨拶で「別に」と不機嫌そうに発言したことでバッシングを受け、それ以降、メディアへの露出が減少。それと時期を同じくするようにして、沢尻さんは渡英、語学学校に通いながら、高城さんと事実上の同棲生活を送っていたとされる。

   2人は12月29日に成田空港から帰国し、2日後の12月31日、沢尻さんは報道各社に対して、09年1月19日に明治神宮で挙式することを明らかにした。

   この時に、沢尻さんはプロポーズの様子も明らかにした。その様子が非常に特徴的だ。沢尻さんの説明によると、08年8月1日、ロシア中央部にある自治共和国、アルタイ共和国まで2人で皆既日食を見に出かけ、太陽が月に隠れてダイヤモンドリングが出現した際に「結婚してください」とプロポーズを受けたのだという。

   非常に珍しい場所でのプロポーズだが、高城さんについて触れた過去の雑誌記事などを見てみると、それが大して不思議ではないことが分かる。

   例えば、「ニュー・リッチの王国」(08年、光文社ペーパーバックス)のインタビューの中では、沢尻さんとのエピソードも披露されている。インタビューの中で、高城さんは、

「いつでもどこでも行けるというスタイルがいいんです」

と、「定住しないスタイル」の重要性を強調、沢尻さんには

「スーツケース4つで世界の果てまでついて来いっ!」

と告げたのだという。

   この背景には、高城さんが自称するところの「ハイパーメディアクリエーター」としての仕事ぶりと密接な関係がありそうだ。

   高城さんは1964年東京生まれ。小学生の頃から東京・秋葉原の電気街に毎日のように通った。今で言う「パソコンマニア」だ。日本大学芸術学部在学中から多くのビデオ作品を手がけ、卒業後と同時に映像作家としてデビュー。ナイキ・エアマックス、ソニーの「AIBO」などの話題の商品を数多く立ち上げたことでも知られる。92~93年頃からメディア露出が増え、94年にはテレビ東京で「高城剛X」というマルチメディアについての番組を担当してもいる。同年末には、ネットビジネス「フランキーオンライン」を立ち上げ、注目を集めた。顧客に動画像データをCD-ROMで配布し、テキスト情報をネットワークで送る方式で、「低速回線しかなくても楽しめる」と、当時としては画期的なサービスだった。

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