2009年中にも携帯電話端末のリサイクル回収が義務づけられるという報道があるなかで、端末回収の義務化に反対とする人が4割に上る――こんな実態が、アイシェアが行った調査で明らかになった。
同社が2008年12月18日に発表した調査結果によれば、端末回収の義務化について「反対」とする人は26.3%、「どちらかといえば反対」は15.9%で、「反対派」は合計42.3%。一方、「賛成」とする人は13.2%、「どちらかといえば賛成」は21.2%で、「反対派」が「賛成派」を約8ポイント上回った。
携帯電話を機種変更するとき、古い端末はどうしているかとの問いには、「必ず持って帰っている」と答えた人は61.0%、「場合によっては持って帰る」が25.4%で、あわせて86.4%の人が「持って帰る」とした。また、携帯端末を手放すことについては、「悲しい」が22.4%、「ちょっと悲しい」が47.1%で、合計69.5%もの人が「悲しい」としており、使い慣れたケータイに愛着のある人が多い傾向が浮き彫りになった。
調査は20代から40代を中心とする男女433名の回答を集計した。