米メリルリンチは、バンク・オブ・アメリカ・コーポレーションの完全子会社になること伴い、2008年12月25日に東京証券取引所第1部の株式上場を廃止する。これにより東証に上場する外国企業数は16社となり、23年ぶりの低水準となる。
08年に上場廃止となった企業は79社。このうち8社(マザーズを含む)が外国企業だった。12月には、5日のバイエル・アクツィーエンゲルシャフト、19日には仏金融大手のソシエテ・ジェネラルと、仏通信事業者のアルカテル・ルーセント、20日のトロント・ドミニオン銀行と、メリルリンチを含めて5社が「撤退」する。