麻生太郎首相は、母校の学習院大学で2008年11月12日に開かれた交流事業「日中青少年歌合戦」のあいさつで、「頻繁」を「はんざつ」と読み違えていたことが分かった。
首相は、用意した文書のうち、12月の日中韓首脳会談について「1年のうちにこれだけ『はんざつ』に両首脳が往来したのは過去に例がない」と話した。さらに、四川大地震のくだりでは「未曽有」を「みぞゆう」と誤って読んだ。ちなみに、首相は7日の参院本会議でも、1995年の村山富市首相談話について「踏襲する」を「ふしゅうする」と誤って答弁している。