野村ホールディングス傘下のインターネット証券・ジョインベスト証券は2008年10月25日、取引が成立したことを通知する作業にトラブルが発生したことを明らかにし、顧客に謝罪した。
トラブルが生じたのは、東京株式市場が急騰した08年10月14日で、東証上場銘柄の比例配分処理の事務処理などに時間がかかり、顧客への比例配分の結果通知が大幅に遅延した。対象となる取引は225銘柄で、当日の比例配分の結果、割当てがあったにもかかわらず、注文履歴画面に「失効」と表示されていた。同社は、「今回の事態を非常に重く受け止め、再発防止および信頼回復に努めてまいります」としている。