広告や色恋沙汰の記事まで閲覧できる
読売新聞社は2008年10月17日、オンライン・データベース「ヨミダス歴史館」のサービスを開始すると発表した。明治7(1874)年の読売新聞創刊号から現在までの計1000万件以上の記事をネット上で検索・閲覧できるもので、2009年1月下旬~2月初旬のサービス開始を目指す。
1874年から1989年までの紙面画像を「Flash Player」で表示することが可能だが、ダウンロードはできない。月額料金は2万7300円からで、サービス対象としては「(料金が)決して安くないことから、大学・図書館、公官庁や企業などを想定している」という。国内の新聞各社が過去記事のデータベース化を模索しているなかで、「明治創刊から現代まで本格的な紙面検索を可能にしたのは初めて」という。