9月の株式投信 資産総額、過去最大の減少

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   投資信託協会が2008年10月14日に発表した9月の投資信託概況によると、9月末時点で公募株式投信の純資産残高は、前月末に比べて6兆8333億円(11.5%)減少して52兆8286億円になった。1か月の減少額としては、08年1月の6兆円を抜いて過去最大。

   減少額のうち、6兆9187億円が運用減。リーマン・ブラザーズの経営破たん以降の株式や債券の価格下落、円高による為替差損によって資産が大きく目減りした。

   なお、9月の株式投信は、設定額が1兆3137億円で、これに対し解約が1兆2153億円、償還が130億円あって、差し引き853億円の資金純増だった。

   また、公社債投信やMMFを含めた投信全体では、設定額が4兆5943億円、解約額が4兆6716億円、償還額が130億円で、差し引き904億円の資金減少となった。総資産総額は前月に比べて7兆96億円(9.8%)減少して、64兆8621億円となった。

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