野村ホールディングスが、経営破たんした米証券大手のリーマン・ブラザーズからIT開発や決済業務を手がけているインドの拠点を買収することが2008年10月3日にわかった。買収金額などは明らかにしていない。買収については大筋で合意しているとされ、IT技術者など2000人の社員も引き継ぐ方向。野村HDはリーマンの欧州・アジア部門を引き継ぐが、バックオフィス部門を取り込むことで、より海外事業の強化が図れる。
なお、野村HDは「この件についてのコメントは一切控えさせてもらっています」(グループ広報)と話している。