福岡県は2008年7月30日、同県のホームページに大量のアクセスが集中し、一時的に閲覧ができなくなったと発表した。同県では、サイバーテロ行為とみて、31日にも同県警に威力業務妨害罪で被害届を提出する。
発表によると、30日午前10時半ごろ、職員がホームページを閲覧できないことに気付き、サーバー管理業者が1秒間に推定100万件ほどにもなる大量のアクセスを確認した。送信元のアドレスもばらばらだったという。ホームページは、同日午後3時ごろに復旧している。
29日も約1時間半、大量アクセスで閲覧不能になったことが分かった。この影響で、職員採用の応募やイベントの申し込みが一時できなくなったほか、公共工事の入札1件が中断していた。