金融庁は、株価が急落したファニーメイとフレディーマックの米住宅金融公社2社が発行した債券を、メガバンクなどがどの程度保有しているのか、実態を把握していく考えだ。メガバンクのほか、地方銀行や生命保険会社など幅広く調査の対象としている。
金融庁は債券の保有状況を実態把握することで、経営の健全性に影響がないか、検証する。2008年7月15日のJ-CASTニュースの取材に金融庁は、「金融機関の財務状況やリスク管理については日々のモニタリング調査で把握するよう努めており、あわてて調査するわけではない」と話している。