漁船、一斉休漁決める 燃油高騰に抗議

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   日本の漁船が2008年7月15日、一斉に休漁する。全国漁業協同組合連合会が燃油価格の高騰に抗議して決めたもので、東京・日比谷の野外音楽堂では3000人が抗議集会も開く。

   同連合会などの話では、燃油代は5年前の約3倍に膨れ上がり、操業コストに占める燃油代は現在では30~40%に達している。セリ取引が主体のため、コストの上昇分を価格に転嫁しにくく、漁業者は燃油高の打撃を直接受けている。漁船の減速航行やイカ釣りでは光力を落とすといった省エネ策などに努めてきたが、すでに限界を超えており「このままでは赤字がかさみ、休漁せざるを得ない」「廃業に追い込まれる」などといった声が全国から上がっている。

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