兵庫県弁護士会は刑事事件の加害者が被害者らにあてた手紙を5年間保管する「謝罪文銀行」の設立を検討していることが、2008年7月7日に明らかになった。同会の担当者によると、加害者が事件の反省の言葉などを手紙に書いても、被害者が受け取るケースは少なく、加害者に返されるか、廃棄処分にされている。弁護士会として一括管理すれば、後日、必要なとき被害者らに渡したり、読むことが可能になるという。「全国初の制度」で、08年秋に行われる総会で承認を得次第、09年度から開始する。
兵庫県弁護士会は刑事事件の加害者が被害者らにあてた手紙を5年間保管する「謝罪文銀行」の設立を検討していることが、2008年7月7日に明らかになった。同会の担当者によると、加害者が事件の反省の言葉などを手紙に書いても、被害者が受け取るケースは少なく、加害者に返されるか、廃棄処分にされている。弁護士会として一括管理すれば、後日、必要なとき被害者らに渡したり、読むことが可能になるという。「全国初の制度」で、08年秋に行われる総会で承認を得次第、09年度から開始する。