貸金業者の広告、8割が不適切表現 金融庁調べ

   「昔のこと、気にしません」「お電話一本でスピード融資」・・・お金の借り入れが容易であることを過度に強調するなど借りたい人の意欲をそそるような誇大表示をしていた貸金業者が、8割に上ることがわかった。

   金融庁が、2008年4月20日発行のスポーツ紙11紙や夕刊紙7紙に広告を掲載していた187の貸金業者について、貸金業法(貸付条件での違反や誇大広告)にそった内容になっているか、を調べた。

   広告を掲載した業者のうち、無登録業者が1。不適切な広告を掲載した業者は148に上った。1社に警告、133社に是正措置を行った。15社については出資法違反(高金利)などで登録を取り消した。

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