読売新聞社が実施した世論調査で、メタボリック・シンドローム(内臓脂肪症候群)予防の「特定健診・保健指導」で腹回りの基準が一律に男性85センチ以上、女性90センチ以上とされていることについて、「適切でない」と思う人が54%に上り、「適切だ」の33%を大きく上回ったことが分かった。また、「適切でない」と答えた人は、年代別では、40代が63%で最も多かった。
その一方で、「メタボ」が知られるようになってから、「自分の健康を気にするようになったか」との問いには47%が「気にするようになった」とし、「変わらない」は53%だった。
調査は2008年6月14日・15日に全国の有権者3000人を対象に行った。