イタリア・フィレンツェのサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂に「京都産業大学」と書かれた落書きが見つかった問題で、同大広報室は2008年6月25日深夜、経済学部などの2年生男子3人が大聖堂の柱に落書きしていたと発表した。呼び出して事実確認したところ認めたといい、同大では3人の処分を含めた対応を検討している。
発表によると、3人は08年3月9~17日、個人的な旅行でイタリアを訪れた。そして、13日に大聖堂を観光した際、最上階の柱に、日付と名前、「イタリア旅行記念」と油性サインペンで落書きしたという。3人は、「世界遺産に対して、ひどいことをして大変反省している。みんながやっているからと安易な気持ちでやったことを恥ずかしく思う」と話しているという。