経済同友会が2008年6月17日に発表した「景気定点観測アンケート」(調査期間6月4~13日)によると、「景気が後退している」と感じている経営者が58.8%に上ることがわかった(回答数223人)。
景気の現状について、「緩やかに後退している」と回答した経営者が50.7%と、前回調査(08年3月)の26.1%を大きく上回った。「後退している」は8.1%で、合計58.8%の水準は02年3月調査以来となる。
08年後半(7~12月)の見通しについても、「緩やかに後退する」が48.9%、「後退する」は10.3%、「横ばい状態が続く」が31.4%だった。景気後退の理由は、「個人消費の減少」が最も多かった。