3斤で100円の格安食パンなどで高齢者らを誘い、高額な商品を購入させたのは特定商取引法違反(販売目的の隠匿)だとして、東京都は2008年5月21日、都内などの7社に対し、3か月間の業務停止命令を出した。「餌付け商法」と呼ばれるやり方で、都は注意を呼びかけている。
業務停止となったのは、アール・エフ(東京都)、ホワイティ(同)、ヘルシーライフ(同)、メビウス(同)、ダイユー(埼玉県)、ピュア(愛知県)、ビックジョイ(同)。都によると、7社は「自然派食品の店」などとして駅前などに仮店舗を開き、格安食品を売りながら、「病院の薬は効かない」などと言って高額な健康食品などの売買契約を結ばせていた。