動画投稿サイト「ニコニコ動画」を運営しているニワンゴは2008年4月1日、ニコニコ動画での音楽の利用について、日本音楽著作権協会(JASRAC)と許諾契約を結んだと発表した。ユーザーはJASRACが管理する楽曲について、自分で演奏したり歌ったりした動画作品を自由に投稿できるようになる。
ニワンゴは、動画投稿サービスの広告や会費収入のうち1.875%を、著作権使用料としてJASRACに支払う。運営者であるニワンゴが著作権使用料を肩代わりする形で、投稿しやすいようにした。
もっとも、今回許諾されたのはあくまでも「自分で」演奏したり歌ったりした動画にかぎられ、アーティスト自身が演奏したプロモーションビデオやテレビ映像は含まれない。