日本の調査捕鯨に対して抗議活動を行っている環境保護団体グリンピースは2008年1月13日、同団体が日本の捕鯨船団を追跡し、調査海域から捕鯨船を退去させたと発表した。グリンピースの発表によれば、同団体のキャンペーン船エスペランサ号(オランダ船籍)が南極海で捕鯨活動を行う日本の捕鯨船・日新丸などの船団を1月12日に発見して追跡。13日午後に、捕鯨船団が南緯60度を超えて北上したことを確認したという。同団体は、「捕鯨船団が指定された"クジラ捕獲海域"を離れたことになり、捕鯨活動は行えないはずだ」としている。