タイゾー君、無所属で出馬へ? 自民党支部の予備選挙に反発

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   タイゾー君こと杉村太蔵衆院議員(28)(比例区南関東ブロック選出)が、次期衆院選で自民党から公認されない可能性が出てきた。本人が自民党の選考に協力的でないうえ、相次ぐ放言に反発が出ているからだ。党本部には根強い擁護論があり、ウルトラCの可能性がなくなったわけではないが…。

タイゾー議員は地元に連絡せず

タイゾー議員のブログ
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「(タイゾー議員から)連絡が来ないから困っています。今の状況では、候補者選考のための公開演説会や党員の意向調査は、かなわなくなりました」

   タイゾー議員が立候補を予定している衆院北海道1区(札幌市中央・南・西区)の自民党支部幹事長、和田敬友道議は2007年12月17日、J-CASTニュースの取材に、こう漏らした。

   無連絡は、自民党支部による予備選挙に反発しているかららしい。タイゾー議員は、「いくら年が若いからと言ってね、私は現職ですよ!」と新人と同じ扱いに怒りをぶちまけている。タイゾー議員は、その言動を快く思っていない地元にけん制球を投げようとしたようだ。

   しかし、ぶち切れたタイゾー議員に対し、地元の反応は冷ややかだ。北海道新聞の17日付記事によると、自民党支部幹部は、「このままでは杉村氏は候補者になる意志がないと判断せざるを得ない」と厳しい見方を示している。和田幹事長も、J-CASTニュースに対し、「まだ候補者が決まったわけではありませんが、彼にとってプラスの部分が少ないのは確か」と話している。

   北海道1区では、YOSAKOIソーラン祭り創始者の会社役員、長谷川岳氏(36)も手を挙げている。和田幹事長は、12月27日の候補者選考委員会幹事会の全体会議で最終的に候補者を決めたいとしているが、タイゾー議員にとっては危機的な状況だ。

   タイゾー議員は、「誰がなんと言おうと、必ず北海道1区から出馬する」と明言している。すると、自民党まで敵に回して、無所属での出馬強行になるのだろうか。J-CASTニュースでは、タイゾー議員の衆院第2議員会館内事務所に取材を申し込んだ。が、12月17日中に回答はなかった。

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