大アマ朝青龍の謝罪会見 代表質問は厳しい追及なし

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   奇しくも亀田大毅と同日謝罪会見になった朝青龍(27)。東京・両国国技館での会見では、時折ムッとした表情を見せながらも、淡々とお詫びの言葉を述べた。しかし、本当に反省したのかどうか、今後も一挙手一投足に厳しい目が注がれそうだ。

「自分が悪いんでしょうね」

両国国技館での謝罪会見に臨む朝青龍(TBSから)
両国国技館での謝罪会見に臨む朝青龍(TBSから)

   朝青龍は、モンゴルからの直行便が取れず、謝罪会見の2007年11月30日は、韓国・ソウル経由で再来日すると報道された。しかし、新聞各紙によると、その後に座席を確保できたため、直行便を利用したという。

   TBSによると、機内での朝青龍は、リラックスした様子。モンゴル帰国時の無表情に比べて、別人のような笑顔だったという。成田空港到着後、第1旅客ターミナルの到着ゲートに現れたのは、午後2時50分過ぎ。髪の毛を後ろで結わえ、毛皮のコートを着た朝青龍は、歓声を受けて右手を上げてみせた。笑みもたたえていたが、報道陣の問いかけには「元気」と時折返す程度だった。

   両国国技館での謝罪会見は、医師の診断が遅れたため、予定よりやや遅れて午後5時15分過ぎから始まった。朝青龍は、師匠の高砂親方に続いて、やや渋い表情を見せながら会見場に入ってきた。そして、まず立ったままで、「皆さんに長い間ご迷惑をおかけしましたことを、心からお詫び申し上げます。これからも精一杯頑張りますので、よろしくお願いします」と謝罪した。

   続いて、代表質問が始まった。が、15分間にわたる質問は、現在の体調やモンゴルでの治療などの穏やかなものが多く、比較的厳しいのは夏巡業中にモンゴルでサッカーに興じていたことを問いただしたものぐらいだった。朝青龍によると、精神的には落ち着いてきており、ひじのけがは完治したが、腰にまだ不安があるという。

   さらに、各社からの質問が始まり、やや突っ込んだやり取りもなされた。夏巡業中に勝手にモンゴルに帰ったことについて、朝青龍は、「親方には報告していなかった。自分が悪いんでしょうね。今後そんなことがないように行動したい」と述べた。

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