大人気のお笑い芸人・小島よしおさんのギャグを馬名にした「ソンナノカンケーネ」が、2007年11月10日、東京競馬場(東京都府中市)の新馬戦(ダート1300メートル)でデビューすることになった。命名の理由は、話題を作り競馬人気を回復させるため。実は、名前を「ソンナノカンケーネェー オッパッピィー」で申請したのだが、却下されてしまったのだという。
「オッパッピィー」まで付けるつもりだった
「オッパッピィー」は却下されたそうだ
「ソンナノカンケーネ」は2歳の牡馬で、父はムーンバラッド、母はクラシーク。祖母のイントレピディティはイギリス「オークス」優勝馬という血統を継いでいる。オーナーはサンツェッペリンなどの競走馬を持つ加藤信之さんだ。
競走馬の育成牧場で加藤さんが社長を勤める「加藤ステーブル」の担当者はJ-CASTニュースに対し、「ソンナノカンケーネ」の命名は加藤社長の発案だとし、
「子供さんから大人の方まで楽しんでいる小島さんのギャグを馬名にすれば、親しみやすいですし、メディアも注目します。名前が印刷された馬券は記念品にもなり、競馬人気の回復に繋がると考えたようです」
と話した。
馬名は9文字までと決まっているために「ソンナノカンケーネ」になったが、「ソンナノカンケーネェー オッパッピィー」まで、名前とは別でかまわないから表示できないか、とJRAと交渉したそうなのだが、却下されてしまったのだという。ちなみに、この名前を付けるにあたっては、小島さん本人や小島さんの所属事務所とは相談はしていないそうだ。