双方向コミュニケーションをうたった革命的な概念「Web2.0」を活用したビジネスを考えるイベント「Web2.0 EXPO Tokyo 2007」(オライリー・ジャパン、CMPテクノロジージャパン主催)が、東京・渋谷区のセルリアンタワー東急ホテルで2007年11月15、16日の2日間にわたって初めて開かれる。
Web2.0 EXPO Tokyoの開催を告知するウェブサイト
イベントには、Web2.0を提唱したティム・オライリーが10年ぶりに来日して、両日とも午前10時から基調講演を行う。このほか、各種セッションや展示会、パーティーも予定されており、Webビジネスのトレンド、活用術を知るにはよい機会になりそうだ。主催者では、11月8日まで事前登録を受け付けている。
Web2.0 EXPO Tokyoは、米国で続けられている同様なイベントを日本でも実現した。セッションでは、各分野の専門家がWeb2.0の基礎から技術、マーケティング、デザイン、戦略などのテーマで解説し、参加者と議論しながら理解を深めてもらう。講師は、ミクシィの笠原健治社長を始め、はてな、リクルート、マイクロソフトといった有力IT企業からの担当者ら。2日間で計31のセッションを予定している。来場者は、4000人を見込んでいる。
主催者では、Webビジネスに関心のある参加者を募っている。基調講演、セッション、展示会、初日夕のカクテルパーティーすべてに参加できる事前登録は、税込み価格で98,000円(当日登録は120,000円)。展示会のみの事前登録は無料(当日は5,000円)。展示会とパーティー参加の事前登録は、税込み価格で5,000円(当時は10,000円)。問い合わせは、Web2.0 EXPO Tokyo 2007 登録事務局(電話03-5785-0635)へ。
Web2.0 EXPO Tokyoでは、自社の新しいWeb技術やサービスを発表できる「Launch Pad」の参加企業も9月28日まで受け付けている。プレゼンテーションの時間は10分間。参加費は無料。書類審査で4社が選ばれ、10月16日に発表される。問い合わせは、Web2.0 EXPO Tokyo運営事務局(CMPテクノロジージャパン内、電話03-5772-0616)へ。
事前登録などは、ウェブサイト(http://www.cmptech.jp/web2expo/)からできる。