「日本一暑い多治見はもてなしも厚い!」
一方、多治見市と館林市は、07年夏から「日本一暑い」ことをアピールしていくことを決めた。そんな矢先に多治見市は40.9度という最高気温を記録。同市の観光協会は、
「暑さを逆手に取った観光戦略を検討してきましたが、日本一になったのはいいタイミングです」
とJ-CASTニュースに話した。同市はJRと組んで07年10月~12月にかけて「多治見大交流記!」を開催。観光客を呼ぶキャンペーンを行う。そのキャッチフレーズの一つが「日本一暑い多治見はもてなしも厚い!」。
日本最高ではなくなったが、館林市では、07年8月7日から「出たーっ!日本一暑い館林」イベントを07年8月31日まで開催している。同市の観光協会と茂林寺商店組合が主体になり、館林市が日本で最高気温を記録した翌日に、館林のうどん(乾麺)を、先着201(にっぽんいち)人に配るというもの。これまで8月15日に40.2度、 22日に38.7度と全国一になり、茂林寺を訪れた観光客に配った。同市役所広報はJ-CASTニュースの取材に対し、
「楽しみながら地球温暖化防止活動をする『あっちっちサミット』を5年前から開催するなど、夏のイベントには前向き。今回のイベントも拡大し、観光客に喜んでもらえるものになれば」
と話している。