キヤノンは2007年8月20日、初心者からハイアマチュアまでをターゲットにしたデジタル一眼レフカメラ「EOS 40D」と、プロ用デジタル一眼レフカメラ「EOS-1Ds MarkIII」、コンパクトデジタルカメラの「IXY DIGITAL2000IS」など7機種の発売を発表した。これにあわせて、「EOS40D」のコミュニケーションパートナーに俳優の渡辺謙さんを起用した。
「EOS40D」をアピールする渡辺謙さん
「EOS 40D」は、有効画素数約1,010万画素のCMOSセンサーと、キヤノン独自の高速画像処理エンジン「DIGIC III」を搭載し、1秒間に約6.5コマの高速連写を可能にした。また、見やすさが向上した倍率約0.95倍の新設計ファインダーや、撮った写真の確認も見やすく便利にするため3.0インチの液晶モニターを採用している。希望小売価格は15万円前後(税込み)。発売は8月31日からで、ホンモノ志向の強い団塊世代を主なターゲットとし、07年9-12月のデジタル一眼レフ市場のシェア50%を狙うという。
EOS40Dの「顔」となった渡辺謙さんは、「(CM撮影の合間に実際にEOS40Dを使ってみて)使い勝手がよいというより、次元の違うカメラ。写真の出来映えに、自分でもビックリするほど。これからも使い続けることでこのカメラを応援できると思う」とアピールしている。