日本武道館で開催された韓流スターのイ・ビョンホンさんの誕生日イベントを報じる韓国メディアの報道写真から、本来館内にあるはずの日本国旗から「日の丸」が消され、塗りつぶされていたことが明らかになった。原因は韓国のマネジメント会社の「単純なミス」だというが、意図的な加工の可能性もあり、日本のネット上も騒然としてきている。
武道館の天井から白い布が垂れ下がる
韓国メディアでは「日の丸」が消された写真が掲載されている(写真は連合ニュース)
問題となっているのは、2007年7月12日に日本武道館(東京)で行われたイ・ビョンホンさんの誕生日イベント「HAPPY BIRTHDAY TO LBH 7.12 in 日本武道館」の風景を撮影した写真。館内内部のほぼ全景を写したもので、1万人を超えるファンたちが「LBH12」(編注:LBHはイ・ビョンホンさんのイニシャル)やハートマークの人文字を作って、イさんを祝福している姿が伺える。しかし、武道館の天井からは何も描かれていない白い布が垂れ下がっている様が映し出されていた。実際には、武道館の天井から国旗「日の丸」が掲げられており、どうしたわけだかこの「日の丸」が消されていた。この写真は、中央日報など大手韓国メディアの複数社の配信ニュースで掲載されている。
イ・ビョンホンさんの公式ファンサイト「イ・ビョンホン ジャパン オフィシャル ファンクラブ」は2007年7月17日にこの件について記事を掲載。韓国のイさんのマネジメント会社のなかで「素材の取り扱いに手違い」があったことを認め、「正しくない写真素材」が韓国メディアに配信、掲載されたと発表した。
「写真の管理体制の不備についてお詫びするとともに、今後このような事態が発生しないように厳重に注意をしてまいります」
と述べている。