日本経済新聞が「2ちゃんねる」に関するインターネット調査の結果を2007年6月26日の朝刊で発表したが、当の「2ちゃんねる」では調査結果に何か納得がいかないようで、小さな「祭り」が始まっている。特に、カキコミ経験者が全体の11.0%、最もカキコミをしている層が12－19歳という結果に首を傾げている。
2ちゃんでは「日経の統計に納得がいかない」という声も
日経の調査は07年6月中旬に行い、国内ネット利用者約1万308人から回答を得たとしている。それによると、「2ちゃん」の閲覧経験者はネット利用者の77.4%。カキコミ経験者が11.0%。カキコミが最も多い層は12－19歳の14%、なのだそうだ。
「2ちゃんねる」には同日の16時40分頃からスレッドが立った。書き込みが最も多いのは12-19歳、という部分については、
「ありえない統計w30代だろ普通」「ワシは50代じゃ!50代で悪いか!!!」「俺も去年で定期昇給ストップした。55歳です」「書き込みで多いのは30－40代にしか通用しない話題という矛盾」「さば読みですよ 私は永遠の19才」
などというカキコミがあり、12-19歳に納得している人は少ない。
「2ちゃんねるやってるなんて人には言えません」
では、なぜ日経の統計に納得がいかないのかといえば、
「２ちゃんに書き込んでるのがバレると危険人物扱いだからなｗ 」
「オレ32だが2ちゃんねるやってるなんて人には言えません＞＜」
「書き込んで無いけど『カキコ』はした事がある。とか言う感じだろう」
「いい年した大人が『ええ、２ちゃんねる利用してますが何か？』とか答えるの恥ずかしいだろ」
など、「2ちゃんねらー」は、「2ちゃんねらー」であることを隠したがる傾向があるらしいのだ。
また、日経の統計が別の意味を持っていて、統計の結果は信じないほうがいい、というこんなカキコミもあった。
「お前らいい加減気づけ、そして突っ込めよ。77.4%→名無し% 11.0%→110番 つまり、2chは常に警察に監視されているから気をつけろ という日経の暗号なんだよ」
ということなのだそうだ。